在宅ワーカーが子どもを預けるとき
Part2:保育園に預けてから

何とか入れた保育園
しかし、「これで仕事に打ち込める」と思ったのも束の間
預けてからもたいへんという現実がそこにあったのです。

まずは私の体験談から。
 超難関を突破して、何とか保育園に入れたものの、次々と思わぬアクシデントがありました。
 まず最初は、1時間、2時間と少しずつ預ける時間を延ばしていく「慣らし保育」のこと。正規の時間で預けられるようになるまで、うちの子の場合1カ月くらいかかりました。預けた日からすぐにバリバリ働けると思っていたので、それはちょっとした誤算でした。
 ようやく一日預けができるようになったら、こんなこともあります。朝送って行くと0才児の場合、部屋に入る前に検温するのですが、少しでも熱があるとそこで帰されてしまうのです。その日の予定は大きく狂い、締切りがあるときなんて最悪。家に帰って計り直してみると、熱はなくて、すこぶる元気だったりして(どうなってるんだ!)。無事登園した日も、園から電話があって「熱があるので迎えに来てください」って言われることも何度かありました。特に0〜2才くらいまでは、お腹を壊したり、伝染性の病気をもらってきたりして休むこともしばしば。もちろん、ちゃんと通えている日数のほうが多いので確かに、助かってはいたのですけど・・・。
 最初に入れた保育園では「0才児は基本的に4時に迎えに来てください」というところでした。土曜も勤務先の証明が必要で、在宅ワーカーには無理なことなので休ませていました。
 結局仕事をこなせる量が減って、誰かに振り分けたり、断ったりしてしまいましたね。でも、全くできなくなるよりは仕事の感覚を失わなくて済んでよかったなと思います。また、2才児までは「連絡ノート」のようなものがあり、保育士さんがその日の様子や尿・便の具合、ミルクの回数などの報告が書いてあったので、安心して預けられました。おやつや散歩のときのスナップ写真を撮っていてくれたりもしたので、子どもが笑顔で写っていると、やっぱり預けられてよかったと思えました。在宅ワーカーであるが故に、家では母親が近くにいるのに、かまってあげられないという母子共にストレスの溜まる状況に比べ、園では、子どもにとっても幸せな時間が過ごせているという感じでした。
 「認可保育園ならどこもそう変わりはないだろう」そう思っていましたが、引越しなどで、保育園をいくつか変えることになり、その園によって特徴があることを知りました。ごはんやおやつがおいしいと評判のところ、親が参加する行事がたくさんあるところ(不定期にある締め切りに追われている場合、これには困りました)、お昼寝布団がレンタルできるところ、休日保育を行っているところなど・・・etc。特にびっくりしたのは保育料の違いでした。保育料は各自治体で決められていて、すぐとなりの区や市に移っただけで、同じ収入にも関わらず、倍になったり、半額になったり・・・。例えば母親の勤め先に近いなどの理由があれば、住んでいる地域以外でも預けることが可能だということですから、そんなことも頭に入れて保育園選びをすることも必要だなと感じました。(在宅ワーカーにはあまり関係ないのですけどね)。

以下に保育園の年間スケジュール例と、ある保育園の1日を掲載しました。参考にしてください。



ある認可保育園の年間行事
4月 入園式 保護者役員会 誕生会 歓迎会 10月 運動会 奉仕作業 ぎょう虫検査 誕生会
5月 遠足 交通安全教室 誕生会 内科検診 11月 遠足 収穫感謝祭 誕生会 交通安全教室 内科・歯科検診
6月 尿検査 奉仕作業 家族の日 ぎょう虫検査 誕生会 非難訓練  12月 クリスマス会 もちつき大会 誕生会 冬休み(12月30〜1月3日)
7月 七夕祭り お泊り保育(年長のみ) 誕生会 役員会 1月 誕生会 交通安全教室 
8月 誕生会 役員会  2月 豆まき 老人会との交流会 役員会 誕生会 非難訓練
9月 敬老会 誕生会 バザー 3月 ひな祭り 誕生会 お別れ会 卒園式
*印は保護者参加

ある認可保育園の1日(3才児クラス)
7時40分 早朝保育
8時30分 登園 遊び
10時 おかたづけ 
10時15分 体操・散歩・外遊び
11時45分 昼食 
12時45分 はみがき トイレ 
13時 お昼寝
15時 起床 トイレ おやつ
16時 順次降園



↓保育園に預ける時によくある疑問
保護者参加の行事にどうしても出られない場合
 奉仕作業などがある場合には、その日が無理でも別な日にやらせてもらうことも可能なので、園の方に相談してみましょう。遠足や運動会などは保育士さんに母親変わりをお願いすることもできますし、もし余裕があるならシッターさんを利用するとか、ママ友達などにお願いしてみましょう。

どうしても時間内にお迎えに行けない場合
 保育士さんもワーキングマザーだったりします。迷惑にならないように、時間内に迎えに行くのが原則です。けれど、事情があって少し遅れるような場合には、早めに連絡を入れましょう。入園時、お迎え時間を決めるときに、無理のない設定にしておいてください。もし、延長保育を頼んでも間に合わないようなら、二重保育を考えなければいけないかも。認可保育園の後、無認可のベビールームを利用したり、ベビーシッターさんを利用したり・・・。

母乳でも預けられる
 「母乳育児だから、預けられない」と思っているママはいませんか?母乳育児に理解のある保育園もたくさんあります。入園前に聞いてみましょう。ただし、母乳がOKでも哺乳びんに慣れていないと飲ませることができません。哺乳びんには慣れさせておいてください。

 保育園についてはまだまだ書ききれない部分もあったような気がします。ご質問などがありましたらお寄せください。経験上お答えできることもあるかと思います。(2003年3月 渡辺えりこ)

ご質問などありましたらこちらまで

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