ソウル旅行記<2006年5月5日〜8日> vol.4


 こんにちは! 夏本番。毎日、暑いですね〜。「ソウル旅行記」4回目は、いわゆる観光地めぐりのお話です。前回(初めて)の訪韓の時は、昌徳宮(チャンドックン)や南大門市場(ナンデムンシジャン)、東大門市場(トンデムンシジャン)、明洞(ミョンドン)、仁寺洞(インサドン)などに行き、韓川(ハンガン)クルーズ(東京なら、隅田川クルーズみたいなものです)などしました。
 今日は、今回、2日目に行った、
景福宮(キョンボックン)、国立中央博物館(クンニップチュンアンパンムルグァン)、COEXモール(コエックス)について書きたいと思います。


 雨の景福宮…
 
 ソウル2日目は、暴風雨注意報が出たほど、雨・風が強い日でした。ローラーのライブまで時間があったし、せっかくなので雨の中、景福宮(キョンボックン)に行ってきました。
 景福宮に着いて、まず日本語ガイドを聞くことができる携帯用の音声案内機(首からかけて携帯し、パンフレット記載の番号を押すと、その場所の説明を聞くことができる)を借りました。そこでいきなりパスポートの提示を求められたんですが、その日はホテルに置いてきてしまいました。「どうしてパスポート提示が必要なのか?」と聞いたら、
「そのまま持ち帰る人がいるから(!)」とのお答え。受付のアジョッシ(おじさん)に、「クェンチャナヨ〜!」(大丈夫ですよ)と言ったら、笑って貸してくれました。
 暴風雨の日なので、観光客もまばらな景福宮。
雨に濡れた歴史的建造物はなかなか情緒があって、よかったです。お土産やさんに寄って、そこで韓国語で話しかけたら、「韓国の方ですか?」と聞かれました。実は、今回の旅でこのフレーズは何度となく耳にしたフレーズです。おそらく、私が「日本人に見えるけど、韓国語を話すし、でも、韓国人にしてはあまりに韓国語が下手」…ってことで、相手も思わず確認してみたかったんだと思います。(爆)まあ、恥ずかしい話なんですけど、でも、全然話しかけることができなかった前回よりは進歩したってことだ…と勝手に解釈してます。^^;;





 景福宮の奥にある国立中央博物館へ
 
 入り口から入ると、女子高生のグループに「写真を撮ってください」と頼まれました。そこで、初めて韓国語で「ハナ〜、トゥル〜、セッ!(日本語で「1、2の3!」)」と言って写真を撮ってあげました。
さすがに「ハナ〜、トゥル〜、セッ、キムチ〜!(日本語で「1、2の3! チーズ!」みたいなもの)」とは恥ずかしくて言えませんでした…
 博物館は…正直、イマイチだったかな。新しい博物館を建設中とか聞きましたが。日本のいろんな博物館に行くと、最近はいろんな仕掛けがありますよね。それと比べて、ちょっと物足りない印象でした。素朴と言えば、素朴な感じでした。でも、一度行ってみたかったので、まあよかったです。






 「トゥルドゥルチキン」とは?
 
 実は、今回ソウルに来る前に、ランゲージイクスチェンジ(韓国語と日本語の交換レッスン)をしている韓国人の方に、ソウルの見所について聞いたんですよね。いろいろ美味しいもの(食べ物、場所、店)を紹介してもらってるときに、「KFC(ケンタッキー・○ライドチキン)より美味しいフライドチキン」として勧められたのが、この「トゥルドゥルチキン」だったんです。チェーン店で、ホテルの近所(明洞)にも支店があるとわかって、是非、行ってみようと思い、博物館からホテルまで戻ってきて、お昼に買いに行きました。
 地図を頼りにお店に行くと、
なぜか店のガラスが黒張り…。中の様子がわかりません。ちょっと怖かったけど、とにかく入ってみることにしました。韓国ではフツー、食事は一人ではしない(一人で食事をしていると「一緒に食事する友だちもいない、寂しいヤツだ」と思われるそうです)ので、私が店に一人で(しかも女だし)入って行くと、食事していた皆さんが一斉に「なんでこんなところに女一人で来てるの?」っていう目で私を見ました。ここで怯んではいけない!と思い、強面のお兄さんに注文をして、無事、買うことに成功しました〜。テイクアウトして、ホテルに戻って食べましたが、味は…美味しかったですよ! ケン○とは味が全然違って、香ばしく揚げてありました。付け合せの漬物(甘酸っぱい)が、またチキンの味に合ってました。





 おシャレなCOEXモールでショッピング
 
 COEXはいわゆる若い人向けのショッピングモールです。ライブ会場と同じ駅だったので、時間つぶしに、とりあえず行って見ることにしました。
 COEXに入ってすぐのところにアクセサリーのお店があったんですが、
前日にネックレスのトップが取れて、どこかに落としてしまったので、代わりのネックレスを買いたいな〜と思ったんですよね。
 ネックレスを見ていたら、若い女性の店員が近づいてきました。その店員さんといろいろと話が弾んで、
なんか自然な感じで韓国語で話ができたんですよね(初めての感覚です)。もちろん、ボディランゲージも多かったんですが(汗)、一応、意思の疎通らしきことができて、我ながらすごくビックリしました。日本語を全く理解しない人と、それなりに長い会話ができたっていうことだけで、とにかくうれしくて…。気に入ったネックレスも見つかって、ハッピーな気分になりました。ちなみに、韓国語でネックレスは「モッコリ」って言うんですよね。ちょっと発音するとき、恥ずかしいんですけど。(爆)


*2日目の観光は、これで終了です。有名な現代(ヒョンデ)デパートにも行きましたが、そこは日本のデパートと全く同じでした(あ、当たり前か)。翌週にオボイナル(父母の日)という、日本の母の日と父の日みたいな日があったので、デパートの花屋はカネーション一色でしたよ。次回は、最終回です〜!(2006.08.15)


*オマケ(^^)

 韓国で地下鉄の駅に行くと、目につくのは
故障している券売機が多いってことです。なんで故障してるのを放置しているのか、日本人から見ると理解できません。(10機並んでいるとして、半分以上故障してるなんてこともアリですから…。) あと、改札を出るとき、韓国の地下鉄はバーを押しながら出るタイプなんですが、しょっちゅうバーに止められるんですよ。もちろん、ちゃんと切符は買ってるし、ちゃんと入れてるのに、バーが止まってしまって動かないことも(いや、もしかしたらキセルって可能性もなきにしもあらずなんですけどね ^^;;)。そんな時、日本のように駅員さんが来てくれればいいんですけど、改札付近に駅員さんがいないことが多いんですよ。…そんなとき、アナタならどうしますか? 韓国人の場合、平気でそのバーを飛び越えたり、くぐったりして出て行きます。初めてそれを見たとき、すごくビックリしたんですが、誰もそれをとがめようとしませんし、気にも留めていません。で、実は、私も一度、バーにひっかかってしまったんですよね。一瞬、「どうしよう?」と思ったんですが、次の瞬間にはバーをくぐって外に出てしまいました。^^;; 郷に入れば郷に従えですよね!?

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